高山市の家賃相場は名古屋市よりも高い!?🏠
- 麗 織茂
- 4月17日
- 読了時間: 2分
こんにちは!洞口不動産です。
本日は、あまり知られていない「高山の不動産事情」についてお話ししたいと思います。
みなさんは、名古屋市と高山市で家賃がほとんど変わらないどころか、
場所によっては高山市のほうが高いことをご存じでしょうか?
宅建協会が運営する「ハトマークサイト」に公開されている家賃相場表を見ると、意外な結果が見えてきます。


たとえば1Kの家賃で比べてみると、高山市は瑞穂区や守山区などとほぼ同じ水準。
むしろ高山のほうが高いエリアもあります。
ほかの間取りに関しても、エリアによっては5大都市のひとつである名古屋と大きな差がないと言えるでしょう。
県外から高山市内へのお引越しを予定されているお客様とのお話の中で、よく話題になるのが「高山市の家賃が高い!」ということ。
「山が多い=家賃が安いと思っていたので、意外でした」と驚かれる方も少なくありません。

実際には、土地価格は安く、家賃は高めというのが高山の特徴。
このギャップが、高山の賃貸市場の面白さでもあります。
背景には、法人契約の多さが大きく関係しています。
観光業が盛んな高山市では、人手が足りず、市外・県外・国外から働きに来る方が増加中。
そのため、企業による「借り上げ社宅」としての利用が多く、賃貸需要が高く保たれているのです。
つまり、土地は安く仕入れられるのに、家賃収入はしっかり取れる――
これは賃貸経営においては大きなメリットとなります。
安定した家賃収入が見込めるので、効率よく収益を上げたい方にはぴったりの地域です。

一方で注意したいのが、「物件を売却するとき(=出口)」。
土地価格が安いため、資産全体としての売却益を出しにくい場面もあります。
どちらにしても、自身が住んでいるエリアの特性を知っておくことは大切です。
エリアの背景や需要層をしっかり見極めて、今後の住まいや経営にぜひ役立ててくださいね!
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